〜休校の思いを未来へ〜
東日本大震災の影響で双葉郡の5つの高校は休校になりました。
私たちが通う福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校は、開校後に休校の思いを引き継ぎました。
震災から、10年たった現在も休校は続いており、このままでは、伝統ある高校が忘れ去られてしまうと考えました。
休校になった高校に通っていた方に思い出してもらったり、双葉郡の高校を知らない方に知ってもらったりすることで、あの時を忘れないでほしいという願いを福島県産間伐材に込めました。
■福島県立浪江高等学校
浪江高校は、かつては地域の女子教育の中心的役割を果たし、普通科の他商業教育の中心ともなりました。
共学後も、ソフトボール、柔道など多くの部活動で全国大会に出場したりボランティア活動が盛んな、創立90年以上の伝統校です。
校章は、浪江という町の名称とその発展を期して、5つの波形を外円に配し、創立時の高等女学校の「高」の文字を中央に入れたデザインです。
http://www.namie-h.fks.ed.jp/
■福島県立浪江高等学校津島校
http://www.namie-h-tsushima.fks.ed.jp/
■福島県立双葉高等学校
双葉高校は、創立100年近い伝統校で、甲子園に3度出場。地域に有為な人材を多く輩出してきました。
校章は、本校創立時に、「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」ということわざをもとにデザインされました。「栴檀」とは、白檀のことです。
白檀は香木であり、双葉のときから非常によい芳香を放つことから、すぐれた人物は幼少時代から他を逸したものを持っているということのたとえです。
http://www.futaba-h.fks.ed.jp/
■福島県立双葉翔陽高等学校
双葉翔陽高校は、創立70年近い、大熊町にある高校で、地域の農業教育の中心でした。
その後農工商を含めた総合学科となりました。
校章は、生徒が学校の教育によって成長し巣立っていく姿を表現したものです。
双葉の地を表わす二枚の葉の中央にある三本の線は、過去・現在・未来を意味し、成長の継続を表わすと同時に、生徒の未来への助走路となっています。
ペンに見立てた羽根は、学問と精神の自由を身につけた生徒の姿を象徴し、それが交差する様には、自己の力を人とのかかわりの中で伸ばし、いかしてほしいという願いがこめられています。
そして、生徒の頭上には夢と希望の象徴である太陽が輝き、常に一人ひとりの生徒を照らし続けています。
http://www.futabashoyo-h.fks.ed.jp/
■福島県立富岡高等学校
富岡高校は、昭和25年創立、地域の女子高としてJRC活動や学校家庭クラブで全国的な活躍をするなどし、その後共学となった後、平成18年4月に国際・スポーツ科となりました。
校章は、富岡の頭文字Tであり、見知らぬことに対する探究心、すなわち勉学への心を意味し、白地に抜くことにより清純を、高の字の赤は情熱を表しています。
若い清純な生徒たちが、情熱を持って勉学に励んでいく姿のシンボルです。
http://www.tomioka-h.fks.ed.jp/index.html
■セット内容
Fのピンバッチ(各高校1個)
Fのえんぴつ(2B鉛筆:各高校1本)
製品サイズ | 約2.3×2.3×1.5cm(ピンバッジ)、約0.8×0.8×18cm(鉛筆) |
重さ | 7g(ピンバッジ)、4g(鉛筆) |
素材 | スギ(ピンバッジ)、ヒノキ(鉛筆) |
生産国 | 日本(福島県) |
普通郵便での発送商品です。